地下鉄2010年06月01日

最寄りの駅が地下鉄だ。だから地下鉄を利用している。個人的には地下鉄はあまり好きではない。窓の外の風景が見えないからである。外の景色が見えるというのは列車にとって重要な要素である。たとえそれが旅情などと無縁の日常の通勤電車であってもだ。なんとなく眺めているようではあれ、私は列車の窓から見える風景に間違いなく癒されていたのだ。引っ越しのせいで毎日地下鉄に乗るようになり、あらためて思うようになった。


転勤族なので、いろんな路線の風景を見てきたが,,,。京葉線から見える東京湾、山手線から見える都心の風景、阪急千里線から見える淀川、南海電車から見える新世界...。

高校時代、鉄橋から見えた千種川....。


やっぱり地下鉄より地上鉄。



プリンセス.トヨトミ2010年06月02日

図書館を利用するようになったのは、比較的最近だ。堂島の劇場で上演される劇団四季のミュージカルのチケットが手に入り、ガストン.ルルーの原作「オペラ座の怪人」を読んでみようと思ったのだ。わざわざ買うほどでもないので、思い立ったのが図書館。

いままで気がつかなかったのだが、便利な所である。蔵書は自宅のパソコンで検索できるし、予約も可能だ。以来、読みたい本が出来ると、市立図書館のWebをチェックするのが習慣になってきた。

ただしベストセラーとか人気作家の作品というと、予約待ちの状態になり、長期間待たされる事になる。「ホームレス中学生」「ロンググッドバイ」などがそうだった。

で、万城目学。「ホルモー六景」「鹿男あをによし」「鴨川ホルモー」みんな待った。とくに「鴨川ホルモー」は半年待った。今回の「プリンセス.トヨトミ」はそれ以上。これから新幹線に乗って関東方面に向かうのだが、列車の中で読むつもり。



木更津2010年06月11日

千葉県房総半島。西側、東京湾に面した湾岸地域を内房、東側、太平洋に面した方は外房、半島の南端を南房と呼ぶ。

暇ができたら関東地方に遊びに出かけているのだが、今回は内房の港街、木更津に行ってきた。訪れたのは○●丸つり舟店、沖堤防への渡し舟である。

木更津港沖には四つの堤防があり、合わせた全長は約3000メートル、それぞれ、A.B.C.Dと名前がつけられている。

海釣りの人気スポットで、多くの釣り人たちが集まってくるのだ。釣り好きの友人に連れられて、千葉市内から車に乗って館山道経由で向かう。店は木更津港の真ん前にあり、船着き場までは徒歩2分。店で乗船手続きを済ませ、舟に乗り込んだ。

6月4日当日は晴れで風もなく暖かく実に気持ちのいい天候だった。舟もほとんど揺れなかった。中ノ島大橋をくぐって少しすると沖堤防が見えてきた。下船ポイントは何カ所かあるので、釣り客は船長に自分が行きたい場所をあらかじめ申請するのである。私たちはB堤防の中央で下船。舟は堤防に向かって垂直に接岸し、客たちは船首の踏み台から堤防に乗り移るのだ。全長1200、幅7メートルのB堤には早朝からの先客たちが何人かいた。思い思いの場所で自分の好きな釣りを楽しんでいる。

私たちがやろうとしているのはチヌの落とし込みとういう。今立っている堤防の見えない部分、海面下にはビッシリと貝がはり付いている。これを餌にしているのがチヌという魚である。強力な歯を持ち、殻ごと貝を噛み砕いて食べるという。

棒の先についたかぎ爪のような道具を使って餌の貝を削ぎ取って、オモリと針を仕掛け、防波堤の端ギリギリに立って上から壁面に沿うように釣り糸を垂らす。釣り人は釣竿を持ち、歩いて移動しながら、餌で魚を誘うのだ。

結局、私は釣りを断念して、救命具をマクラにして、堤防のど真ん中で昼寝する事になったのだが、理由は今は書かないでおこう。



仁徳天皇陵2010年06月12日



図書館へ本を返しに行った。市立図書館は大仙公園の一画にある。周辺は古墳だらけ。写真は御陵通り(真っ正面)から写した仁徳天皇陵。航空写真が一般的だから、地上の普通の視線から見た光景が案外、新鮮なのではないかと...。

近くを通っても森が少しだけ盛り上がっているようにしか見えないから、知らない人なら、まったく気がつかないだろう。こんなのが10カ所以上はあるだろうか。

ここを世界遺産に登録しようという運動があるそうだけど、文化的な価値はともかくとして、ビジュアル的には姫路城のような迫力がないから、観光には向かないかもしれないなぁ。古墳オタクは別ですよ。



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