地震(大阪より)2011年03月19日

関東地方の震災から一週間。
地震の瞬間は事務所で休憩中だった。ゆらゆらと揺れたのだが、当初、自分がめまいを感じているのだと思い「俺は疲れている」と認識していた。
まわりの人間が「地震だ」と騒ぎだし、速報を見ようとテレビを点けた事で事態を把握したのである。生で目撃した映像は衝撃的だった。
東北地方沿岸部の固定カメラのものだったが、津波が自動車や船を押し流しながらどんどん迫り上がって来、町を呑み込みながら自動車道路の高架を超えようとしている。
みんな唖然としていた。後に知る被害の状況は想像出来たかもしれないが、この時点では「映画みたいだ」などと言っていたのも事実。
東京の友人に「こっちでこれだけ揺れたんだから、そっちはすごくなかった?」とメールした記録が14時56分に残っている。

その後も余震が続いているようで、首都圏在中の友人たちによると、電車の遅延や停電、物資の不足など、いろいろな不便が生じているとの事である。原子力発電所の爆発も現時点では継続中で、災害はまだ収まっていない。
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