大阪都反対2012年06月26日

私は大阪府民だが、橋下大阪市長の都構想について、反対である。府と市の二重行政を解消するために大阪市と堺市を解体し、東京23区のような特別区を設けるという。人口も経済規模も不足していると思うが、なによりも名称がイカン。
「大阪都」なんてあってはならない。当たり前だが、都(みやこ)を名乗っていいのは、首都だけである。世界的には政府行政機関がおかれる都市を首都と呼ぶらしいが、日本では伝統的に天皇陛下が居られる場所が、そうだという考え方もあるらしい。どちらにしても現在の日本で資格があるのは東京だけである。「大阪都」を実現したいなら、皇居を大阪城に移転して、天皇陛下に行幸いただき、国会議事堂など行政機関をも周辺施設に引っ越ししてもうらうのが、前提でなければならない。大阪遷都ということだ。しかし、橋下氏の主張はそうではない。あくまでも地方行政のありかたとしての「都構想」なのだ。(間違っていたら、いつでも訂正いたします)地方のくせに「都」を名乗るなど、国民に対して恥ずかしいわ。一国に「都」がふたつあるなんて、ありえないだろ。「プリンセス.トヨトミ」みたいに大阪が独立国家だったら、認めてもいいけれど。
「大阪府」の中での「特別区」なら、まだ検討の余地があるかもしれないが。

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