犬神家のシャレード2012年09月19日

「シャレード」
ケーリー.グラント/オードリー.ヘップバーン主演のサスペンス(1963年製作)スタンリー.ドーネン監督作品。
50年代から60年代にかけての古きよき時代のアメリカ映画。後にリメイクもされたという人気作品だという。実は見たのは初めてだ。
開始早々驚いた。タイトルバックに流れるテーマ音楽が「犬神家の一族」の愛のバラードと、同じだからだ。音楽にはイメージというものがついてまわるものである。
パリが舞台のヘップバーンのロマンチックサスペンス映画を見ているはずなのに、曲が流れるたびに脳裏には「仮面の佐清」やら「湖面の逆さ立ち」やら「着物姿の金田一」などの風景が走馬灯のように駆け巡り、1960年代のフランスと昭和20年代の日本が入り乱れて、雰囲気が台無しであった。
製作年度を考えるのなら「犬神家」のほうが10年以上後発なので、金田一探偵がマネをしたということになるのだろうが…。強烈なインパクトがあったからなぁ。
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