脳男2013年02月19日

原作は、途中で読むのをやめてしまった小説である。サイコ人間が出て来るミステリー小説は数多くあるので、今更珍しくないのである。半分も読んでいないから、結末はおろか、話の展開すら記憶に残っていない。
映画化されたといって、なんで見に行く気になったのか、よくわからない。予告編でのバス爆破の映像が派手で、興味をそそられてしまったのかな。
日曜日昼間の映画館は混雑しているので、20時過ぎのナイトショーに出かけて来た。割引料金だし、お得なのだ。雨が降っていたので、自転車はやめて傘をさしながら歩いて行った。
精神科医の分析と警察の捜査をとおして「脳男」と「爆弾魔」の一騎打ちが描かれた、重苦しくて暗い話。
上映終了が午後11時過ぎ。館内の他の施設は全部閉まった後で、警備員が立っている薄暗い通路を「退館経路」の看板を辿りながら普段は使わないエレベーターに乗って、外に出た。小雨が降り続く道を、またトボトボと歩いて帰った。
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