オール.イズ.ロスト2014年04月08日

たった一人、ヨットでインド洋を航海中に、遭難した老人の物語。
いままで私が観た映画の中で、もっとも台詞が少ない作品だった。
これに比べれば昔の無声映画でさえ、弁士の介入する余地があるという意味で、もっと饒舌であると言えよう。
老人は極限状態の中においても生き延びるすべを知っているが、苦難は次々と襲いかかる。カメラは彼の行動をただ見つめているだけだ。
最初から最後まで何とも言えない孤独感が漂っていていて辛い場面の連続である。しかし、知識と経験に裏打ちされた、じいさんの行動が逞しくて、目が離せない。
手持ちの品は最大限に利用する。必要な物品は間違わずに確保する。
生き延びるのだ。

観察記録2014年04月08日

桜の観察。4月7日の午前8時過ぎ。
天候は晴れ。
少しだが葉っぱが見えてきたので、もうすぐ散り始めるだろう。
今日は仕事が早く終わったので、市内の映画館で「オール.イズ.ロスト」のナイトショーを観てきた。
難波界隈は本当に外国人観光客が増えたと思う。映画が始まるまでに時間があったので吉本会館の前にある小汚いそば屋のカウンターでテンプラ蕎麦をすすった。横の席で縮れ毛の彫刻みたいな顔立ちをしたサウスポーの外国人がぎこちない仕草で箸を持ちながら、うどんを食べていた。
なんとなく「ブラック.レイン」を思い出した。

観察記録2014年04月08日

桜の観察。4月8日の正午過ぎ。
天候は晴れ。
午後、仕事場から電話があり、私が提出を忘れていた書類に付いて知らされる。書面に領収書を添付し、判子を押して上司に渡さねばならない部類のものだった。
いまさらどうしようもないので、コピーをファックスしてもらった。
これに私の判子を押して出すつもりである。
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