休日2014年05月16日

文庫本を持って山奥の川縁にある温泉街の老舗旅館に行った。築百年近い木造三階建てだった。
17時前 到着 受付を済ませる。晩飯と朝食の時間を確認した後、二階の角部屋に案内される。
17時30分 温泉に入る。湯上がりには生ビールサーバを使っての飲み放題サービスが。
18時 部屋に戻って本を読む
18時40分 晩飯の準備が始まる。部屋での食事である。和食のコースで、海の幸山の幸を混ぜ込んだ豪華版。
     ついでに瓶ビールを注文する。美味かったの二本飲んでしまった。
20時 食事が終わった。仲居さんが膳を下げ、布団を敷いて去っていった。本を読む、が、眠気に襲われ、途中で寝込む。
23時 温泉に入る。時間帯で男湯と女湯が入れ替わる。今度は露天風呂に浸かった。
23時45分 本を読む。
1時30分 再び露天風呂に入る。
1時50分 本を読む。
3時 就寝。
7時30分 起床 本を読む。
8時 朝食 釜炊きで、少し焦げの入ったご飯がうまかった。
8時30分 本を読む。
9時 温泉に入る。朝の時間帯は、昨日の夕方に入ったほうの湯殿だった。
9時20分 本を読む。
10時 時間切れ チエックアウト。

一泊だと慌ただしい。文庫本は半分ほどまでしか読めなかった。
二泊する余裕があるなら、もっと腰を据えて本を読む事が出来るだろう。
横溝正史の小説に出てきそうな時代物の旅館は防音効果が悪く、道の雑音が筒抜けだけど、山奥という事もあり、日が暮れると、街中ではありえないほどに静かになる。

10時過ぎ 温泉街のバス停にある足湯のベンチで本を読む。
10時49分 駅行きのバスに乗る。
11時18分 駅に到着。
11時30分 アパートに帰る。本を読む。寝る。本を読む。
17時過ぎ 読了。

それでも夜は明ける2014年05月22日

スティーブ.マックイーンというと、「大脱走」「タワーリング.インフェルノ」に出演していた俳優を連想するけれど、今日のスティーブ.マックイーン氏は別人で、映画監督なのだった。

「それでも夜は明ける」を見て来た。

奴隷制が残っていた19世紀、米国の話である。自由証明書で認められた自由黒人という身分がよくわからないが、奴隷ではない黒人の事をいうのだろうか。外国の歴史にくわしくないので、映画で語られている当時の社会制度はよくわからない。

北部で暮らしていた主人公が騙され、奴隷として南部に売られ、白人の支配する農園で働かされるという内容だ。

鞭で打たれたり縛り首になったり、奴隷市場で裸で立たされて白人から選別される場面もある。

カメラは一歩引いたような印象で、残酷な場面もドキュメンタリーのように冷めた目で見つめているかのようだった。



アクセスカウンター