真昼の決闘2014年09月01日

スーパーのワゴンセールで発見した古い西部劇のDVD。500円だった。
ゲーリー.クーパー主演、妻役でグレース.ケリーが出演している。
四人の悪者を迎え撃つ保安官の話である。町の住民たちに保安官補として協力を求めて歩くが、誰からも相手にされず、結局ひとりで、闘う運命になる。
小さな町の中でだんだんと孤立していく、中年の保安官の哀愁感が見るものの心を撃つのだ。
この後ろ姿が、語っているだろう。

大劇映画ビル2014年09月15日

新幹線の窓から見える大劇映画ビル。
夢の名残ですな。
中高生の頃、映画オタクの友人たちと、通った。
ここで見た映画で、ざっと思いつくのは、
オルカ
カプリコン1
未知との遭遇
スター.ウォーズ
スター.ウォーズ/帝国の逆襲
スーパーマン
スパーマン2/冒険編
宇宙戦艦ヤマト
銀河鉄道999
マッドマックス
野性の証明
地獄の黙示録
ロッキー2
ディア.ハンター
二百三高地
ジョーズ2
オール.ザット.ジャズ
もっとあるけど、、、
近年では2006年の「大奥」

少し北側にあったOS松竹座は、残っていない。

Bマンション2014年09月16日

新幹線の窓から見えるBマンション。
昭和から平成にまたがる約二年間、住んでいた。
阪急沿線で、十三や神崎川周辺の飲食店(王将とか元禄寿司ね)、ビデオ屋、銭湯などによく通っていた。
部屋代が当時の私の安月給では、高過ぎて、長続きしなかった。バブルが頂点の頃なのだがね。
お金に縁のない自分には関係なかったなぁ。一回だけ、当時の女友だちが遊びに来て、カレーライスを作ってくれたっけ。彼女とも長続きしなかった。
そういえば、太宰治の文庫本を読みまくっていたのも、この時代である。

「魔術はささやく」「龍は眠る」2014年09月22日

宮部みゆきは「火車」から入った。その後「模倣犯」と「理由」を読んだ。
リアルで怖い作風だと思った。日常の中に潜んでいる毒をあぶり出し積み重ねたような小説だ。

親が入院した。手術の日、病院の廊下で兄妹と待っている間、宮部みゆきの本を読んでいた。
先の三本に比べると特に「龍は眠る」は、超能力の世界かと思えて、やや私の好みではないが、描かれた人間の業はどこまでも現実的で、今の自分の周辺でも存在しそうである。

女性の作家では山崎豊子と高村薫と宮部みゆきが好きだ。
アクセスカウンター