64ロクヨン(前編)2016年04月21日

試写会に招待されたので、行ってきた。
横山秀夫原作の警官小説で、主人公が刑事ではなく広報官だというところが変わっている。昭和六十四年に起こった誘拐殺人事件を描いたものなのだが、前半は交通事故を起こした加害者の実名と住所を公開するか否かで記者クラブと不毛な諍いが延々と続けられるという展開である。同時に時効の迫った「64」絡みの案件が進行する。
オールスターキャストと言っていい配役で、みんな力の入ったいい顔をしている。
横山秀夫という作家は主に地方を舞台にした小説を書く人のようで、この物語も群馬県がその場所となる。
警察のキャリアは地方を転々としながらも最後には出世コースの頂点である中央(東京)に戻る、という野心を持って仕事をしている(らしい)。
地元の叩き上げと中央のエリートとの対立が、前編の最後に至って浮き彫りとなってくる。
で、ついに事件が動きだす、というところで後編に。

面白かった。
アクセスカウンター

ジオターゲティング