レヴェナント(蘇えりし者)2016年05月10日

全編にわたって自然光のみで撮影されたという自然の風景の美しさが素晴らしいが、なんと言っても主人公が熊に襲われる場面の迫力が出色で、これだけでも見る価値があるのではなかろうか。
いったいどうやって撮影したのだろうか。まさか本当に熊と人間を闘わせたわけではあるまいが。
映画の中身の大半は、瀕死の重傷をおったヒュー.グラスが極寒の荒野を這うように進み続け、途中で何度も死線を彷徨う姿を延々と追っかけてゆくというものだ。
究極のサバイバル、目的は復讐。シンプルで意表をつく展開はない。これだけで2時間半。
体力と精神力のないものは生き残れない。
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