ちはやふる 下の句2016年05月13日

友情、努力、勝利。原作は少女漫画だと聞いたけど、これは少年ジャンプの法則だ。正体はスポ根映画だった。
だから男でも楽しめる。
「上の句」では地方大会で優勝した。なので今度は全国大会の話である。カルタ会の甲子園と言われる近江神宮が舞台だ。
原作者はライバルとして「どSキャラ」が好きなのか、北央学園の須藤に続いて、「下」では「クイーン」が登場する。美人で傲慢で、謎のキャラクターグッズに執心し、サウスポーで関西弁だ。この女を倒すために主人公は燃え上がる。
監督は季節感を大事にする人のようで、前回は桜の花びらが効果的に使われていたが、今回は風鈴の音と蝉の声が聞こえてきて、夏の風情を感じ取ることができる。そうだ、部活は夏が盛り上がるのだ。
日本語なのだが文脈が支離滅裂で歌詞がまったく頭に入ってこないperfumeの主題歌は、いい曲だ。
簡単に歌えないのが傷だが。
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