バーニング.オーシャン2017年04月22日

映画の中において、何らかの利益を守ろうとしてリスクに目を瞑り、結果として甚大な災厄をもたらしてしまうという話は枚挙にいとまが無い。
これは実話で、メキシコ湾で起こった石油採掘施設での原油流出事故の映画化であるそうな。話をそのまま信じるとするならば、BP社の管理職社員が工期の遅れを取り戻すために問題のある安全確認テストを楽観的に判断した結果、施設の爆発事故を引き起こしてしまう。複数の作業員の人命を奪い、その後三ヶ月に渡って原油が海に流出し、世界史に残るような重大な環境汚染を招いてしまうのだ。
前半は事故が発生するまでの描写で、幹部社員と現場担当者の対立、安全テストの詳細を目にする事ができる。
後半は爆発炎上したディープウォーターホライゾンからの脱出がメインだ。燃えさかり沈みゆく施設の中から、仲間たちを守りながら自分自身も生き抜いて、家族の元に帰るという、サバイバルが描かれる。
マーク.ウォールバーグとカート.ラッセルは作業着姿がよく似合う俳優ですね。
4.21

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://zuihituyarou.asablo.jp/blog/2017/04/22/8501015/tb

アクセスカウンター