「三度目の殺人」「あさひなぐ」「ゲット.アウト」2017年10月27日

三度目の殺人

二度目の殺人事件を犯した被告人の弁護を引き受けた弁護士の話。罪状は強盗殺人で、再犯ということもあり、極刑が言い渡される可能性が高いという事件である。弁護人の立場として、犯行は認めているのだから、なんとか死刑は回避して無期懲役にまで持っていきたいという、仕事である。

役所広司演じる被告人が何とも掴みどころがない人物で、言うことが二転三転し、弁護人たちを翻弄するのだ。

最後に至っては裁判が始まる直前に「殺してない」と自供を翻し、関係者すべてを混乱に陥れる。

事件には被害者家族を含め、闇があるのだが、何一つ明らかにならないまま判決を迎えることになる。ラストは、、、

あさひなぐ

漫画が原作で主要キャストはアイドルグループの乃木坂46のメンバー、見るのに躊躇した映画です。

高校の薙刀部を舞台にしたスポ根ドラマです。

合宿でのシゴキにへこたれたサクラちゃんが「薙刀部を卒業します。学業に専念します」というセリフが笑えた。

この映画にも「ふざけないで」というセリフがあり、もはや現代の演劇においてこの言葉は「おはよう」などと同じくらいの頻度で使われるもののようだ。嘆かわしいことだ。

ゲット.アウト

事の始まりは、白人の女性と付き合っている黒人の男性が、彼女の実家へ訪ねていくという話である。

「私の両親はオバマ大統領の支持者よ」などと彼女は言っているが、彼氏の方は人種の違いを気にしていて、緊張している。到着した家は郊外にある一軒家で、隣の家は湖の向こうにしかないようなところだった。まるで「サイコ」のノーマン.ベイツの屋敷みたいである。白人の家族の中で居心地の悪い思いをする彼氏だが、使用人として働いている庭師と家政婦の男女はなぜか黒人で、しかもなんだか様子がおかしいのだ。

やがて白人の親族が集まり、大人数での家族パーティが始まるのだが、言いようのない不自然さがどんどん募っていき、とんでもないことが起こるのです。

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