セトウツミ2017年11月20日

ケンカもない、部活もしない、壁ドンもない、放課後無駄話、「喋る」だけの青春
と、いう映画だった。
今見ているのがテレビ東京制作のドラマである。
ワンシーンが10分ほどの会話で成り立っているこの話、映画よりもテレビの連続ドラマの方が向いているような気がする。漫才かコントのような感覚で、風呂上がりに酒でも飲みながらビデオで見るのが一番楽しいように思われる。
私の高校は瀬戸内海に面した小さな町にあって、ローカル電車で通学していた。都会と違って一時間に一本しか電車が来なかったので、乗り損なうと長い時間を何にもない駅前で潰さなければならない。学校が終わったあと三時二十九分の、上りに乗るために駅まで急いだものだった。その次は四時三十九分だったからね。
私にとっての放課後は、駅までの競歩と、電車から見える田園風景、川の風景、国境(市境)を超えるトンネルの風景、そんなところだった。

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