いだてん2019年03月28日

温泉町に赴任していた頃、何もすることがなく、テレビが重要な娯楽であった。NHKの大河ドラマを見るようになったのは、それがきっかけなのだ。「平清盛」「八重の桜」「軍師官兵衛」「真田丸」「西郷どん」これらの五番組は年間通して楽しませていただきました。好きなのは「八重の桜」と「真田丸」かな。
今年の「いだてん」も見ています。聞くところによると視聴率が芳しくないらしい。時代設定が定番の戦国幕末ものではない点、加えて話の時系列が前後して年配者にわかりにくいのが原因ではなかろうかという記事を読みました。視聴者の年齢別データをもとに分析した結果なのだろうか。それならば納得しないでもないけれど。作品の複雑な構成を分かりにくく感じるのは見る人の年齢に関係ないような気もする。
今年の「いだてん」は面白いですよ。宮藤官九郎の作品は比較的にアクが強い傾向があるようなので、見る人によってはつまらなく思うのでしょうか。例を挙げるならば、語り部になっているビートたけし演じる落語家は、いなくてもいいのではないのだろうか、とか。あの部分は全面カットしても物語として成立するのではなかろうか、と。たけしの滑舌の悪さが聞こえにくいと評判になっているようだが、そもそもオリンピックにゆかりある人々の話の中に市井の落語家は蛇足なのではなかろうか、とか。私はそのようなことは全く思っていませんが。
本日、録画した12話を見ました。明治45年ストックホルム大会、マラソンの本番でした。主役の金栗四三さん、走ります。

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