「ジュマンジ.ネクストレベル」「屍人荘の殺人」「カツベン!」2019年12月14日

ジュマンジ.ネクストレベル

テレビゲームになったジュマンジ。ゲーム中で様々なキャラクターに変身できるのが魅力的なのだ。中でも人気はドウェイン.ジョンソンだろう。強くてかっこいい。「北斗の拳」で言うならばラオウのような存在である。前作で懲りたはずのスペンサー君が再びゲームの中に戻ろうと血迷ってしまう動機は現実逃避なのですが、要は強くなりたいという願望なのだった。

ただし、このゲームは一時の気の迷いで参加していいものではありません。命に関わります。

スペンサー君を救うためにかつてゲームに参加した友達たちが再び飛び込むのです。

駝鳥がケッサクだった。


屍人荘の殺人

(ネタバレ注意)

人里離れた湖畔の山荘で起きる密室殺人事件、謎解きに挑むのは大学生の男女三人組。

綾辻行人の「館シリーズ」のコメディ版みたいな映画を想像していたのだが、まさかのゾンビである。野外音楽フェスで大量のゾンビが発生し、取り囲まれて十数人が山荘に閉じ込められてしまう。殺人事件が起こるのはそのような状況下においてなのだ。

連続殺人における犯人の動機と解決に至る推理劇は真面目に考えられていて、見ていて楽しい。

それにしてもワトソン役の神木さんは爽やかですねぇ。あんな容姿ならば地下鉄で女性の隣に座るときも躊躇して身を固くする必要もなさそうである。


カツベン!

大正時代、無声映画が庶民の娯楽だった頃の話である。画質が悪く白黒で音の出ない画像を白幕に映しながら、フルート、三味線、太鼓の生演奏で、弁士が舞台脇に立ち、絵本を読むように観客に語って聞かせる、それが活動写真である。

私が子供の頃、NHKでチャップリン小劇場という番組がありまして、フランキー堺が無声映画のナレーションを務めていましたが、実際に劇場で無声映画を鑑賞したという経験は残念ながらありません。

弁士の語りで写真が全く別のものに変わるということをこの作品は教えてくれました。映画愛に溢れていて、素敵な内容です。昔の劇場は映画館というよりは芝居小屋という雰囲気です。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://zuihituyarou.asablo.jp/blog/2019/12/14/9190635/tb

アクセスカウンター