うろやつひいず

読売新聞記事。
都、週末外出自粛を要請。知事「感染爆発　重大局面」
一月二十七日の見出しは、新型肺炎　武漢在留邦人帰国へ、だった。新型コロナウイルスは二ヶ月で世界中に広がって、小池東京都知事が明日からの外出を自粛するように都民に要請するような事態になっている。東京オリンピックの延期も決まり、一月末の段階では考えられなかったような深刻な状況になってしまった。
所用のため、幕張のホテルに来ました。ここを予約した三月十日の段階では、予想していなかったことだが、東側と西側の棟が閉鎖されており、セントラルタワーのみの営業になっている。買い物をするつもりだった一階のコンビニも休業中だった。フロントでチェックインの時、聞いてみたら二階の店舗はやっているそうだ。ホールで無料の読売新聞朝刊を手に取り、エレベーターで部屋に向かう途中、夜食の買い物をした。部屋は二十五階のツインルームだった。隣に三、四人の若い女が宿泊していた。二人部屋のはずだが、どこからか集まって来ているのだろう。壁の向こうから、夜中に「ハッピーバースデー」の歌声が聞こえて来て、少々やかましいのだった。私もにたようなものだが、彼女らも観光とレジャーで宿泊しているのだろう。
私は夜食を食いながら、チューハイを飲みつつ、麻見和史の「水晶の鼓動」を読んだ。明日は金曜日。夕方まで船橋市内の施設で過ごし、成田から関空へ向かう。