(テレビにて)グエムル 漢江の怪物2020年04月15日

コロナウイルスによる緊急事態宣言で映画館が休館中です。外に出られないので家で過去の映画を見ています。
「パラサイト 半地下の家族」のポン.ジュノ監督作品です。私が鑑賞する映画は邦画かハリウッド製作の作品が大半なのですが、近年、本数は少ないですが、韓国映画も見るようになりました。
怪物が出現するきっかけは実際に起こった毒薬流出事件をヒントにしているそうで、両生類と魚類の合いの子みたいな巨大生物が漢江周辺で人を襲います。ウイルスの宿主であるという可能性もあり、在韓米軍も乗り出し、大きな事件となるのです。
パニック映画の様相を呈していますが、これは怪物にさらわれた中学生の娘を救い出そうとする家族の話です。祖父、父、叔父、叔母が力を合わせて怪物と戦うのだ。自分の身内を守ろうとする行為は感情移入しやすく、見る人の共感を呼び起こす。ウイルス感染を疑い隔離しようとする警察や軍隊をも敵に回し、彼らは奮闘する。味方は家族だけ。ここら辺が「ゴジラ」や「エイリアン」と違うところである。

この監督の作品は「殺人の追憶」も見ました。どちらも傑作だと思います。

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