火口のふたり2020年05月30日

二ヶ月ぶりの映画館。施設内には四層の立体駐車場があるのだが、解放されているのは二階まで。土曜だし通常ならば満杯になるはずが今日は空いていて、余裕で車を止めることができた。緊急事態宣言解除の直後ということもあって販売されている座席は通常の半分だった。ロビーにあったソファーも撤去されている。公開されている作品も新作はなく、コロナウイルス以前のものばかりだった。
去年、見逃していた「火口のふたり」を鑑賞。
昔の彼女の結婚式に出席するために東京から東北に帰省した男。誰もいない実家で一人過ごしている。そこに訪ねてくる昔の女、数年ぶりの再会である。彼女の婚約者が戻るまでの五日間、お互いにプータローとフリーターで時間だけは二十四時間の五倍ある。出演はほぼふたり、男と女のみ。
たわいのない会話と食事と性交にどっぷりと浸る。身体の相性は打てば響く太鼓のごとく抜群でこれ以上はないだろうと思えるほどの快楽なのだった。
登場人物の素性には何ら関係ないと思えるが、東日本大震災の後遺症のようなものが背景にあり、そのことを踏まえた上で、題名にある富士山の火口が意味をなす。

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