男はつらいよ 寅次郎恋やつれ (4Kデジタル修復版)2020年06月19日

寅さん四本目。最新作をほったらかして寅さんばかり見ている私である。
三日前に見た「柴又慕情」の続編で島根の津和野を訪れた寅さんが偶然に歌子(吉永小百合)と再会をする。前回のラストで幸せな結婚をしたはずの歌子だったがわずか二年の間に陶芸家の夫と死に別れていたという意外な展開である。ハードな運命に翻弄されるマドンナを元気付けようと必死になる寅さん。相手が惚れている女なのだからなおさらである。歌子を相手にテンパってしまう姿に思わず笑ってしまうのだった。父親役の小説家を演じるのは宮口精二で黒っぽい着流し姿で文机を前にしながら万年筆を握って原稿用紙に向き合う姿がカッコ良い。
歌子の実家では縁側から垣根越しに夏の花火が見える。「ビルが建つ前はもっとよく見えた」というセリフがあります。現代ならばタワーマンションの高層階からしか見えないのではなかろうか。
主なロケ地は島根県です。山と海の風景はどこにでもありそうですが、その地独自の地形や風土があり、とてもきれいに映されています。四十六年前の日本の景色です。このシリーズの見どころです。

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