休日2020年06月25日

六月二十四日夕方~二十六日午前
田舎の家で一人と一匹。散歩と晩飯の買い出し以外はずっと外に出ないで過ごす。
タロウは毛皮をまとっているが故、暑さには弱いらしい。初日の夜、寝るときにエアコンの冷房を30分でオフになるよう設定して寝床に着いた。タロウは室内犬らしく、私の横で寄り添うように就寝したのだった。翌日、私はほぼ一日家の中にいて、本(眠れる女と狂卓の騎士)を読んでいた。
朝からタロウは食欲がなく、皿に盛ったドッグフードを食おうとしない。散歩に出かけた折には道端の雑草をクンクンしながら食べていた。身内が言うには犬は体調管理のために草を食うらしい。
腹の調子が悪い時、草を食べて嘔吐することにより、爽快感を得ると言う。実際、山の中でタロウはゲー言いながら青い草を吐き出していた。これは暑気あたりの症状なのではなかろうか。
家に帰ったのち、ふと気がつくと、台所の片隅でまたゲーしていた。なにやら寛容な気分だった私は怒る気持ちにならなかった。また本を読み、携帯電話のアプリで音楽を聴く。
夜になってやや元気を取り戻したタロウは食欲も出て、飯を食うようになった。そんな姿を眺めつつ、私も晩飯を食い、酒を飲んだ。寝る時間になると、またタロウは私の布団にまで来て温もりを感じるような近さでその身体を丸めるのだった。もしこれが綾瀬はるかだったらどんなに幸せだろうか、そう思った。
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