アオラレ ― 2021年06月10日
前にも書いたことがありますが、私は90分という上映時間が大好きである。
この映画、邦題が秀逸である。わかりやすく、現代的であり、しかも内容を的確に言い当てている。迷惑なほどにIT技術が発達し、本来知らなくてもいいような情報が錯綜し、他人に不寛容な世の中だ。どうやら日本だけの話ではなく、米国においても変わりはないらしい。
他人からの攻撃に晒されて、誰もがストレスを抱えており、他人の何気ない挙動が許せない気持ちになる。自分に被害が及ばないなら、どんなにも残酷になれるのだ。
ラッセル.クロウの巨体が威圧感たっぷりで、恐ろしさに拍車をかける。私でも相撲取りのような相手からあおり運転をくらったらビビるだろう。主人公のシングルマザーは少しも魅力的な人物ではありませんが、そのことが逆に物語に現実味を覚えるのです。
恐れながら、加害者の方に何やら共感を覚えてしまうという点が現代の闇の深さを物語っているのです。
この映画、邦題が秀逸である。わかりやすく、現代的であり、しかも内容を的確に言い当てている。迷惑なほどにIT技術が発達し、本来知らなくてもいいような情報が錯綜し、他人に不寛容な世の中だ。どうやら日本だけの話ではなく、米国においても変わりはないらしい。
他人からの攻撃に晒されて、誰もがストレスを抱えており、他人の何気ない挙動が許せない気持ちになる。自分に被害が及ばないなら、どんなにも残酷になれるのだ。
ラッセル.クロウの巨体が威圧感たっぷりで、恐ろしさに拍車をかける。私でも相撲取りのような相手からあおり運転をくらったらビビるだろう。主人公のシングルマザーは少しも魅力的な人物ではありませんが、そのことが逆に物語に現実味を覚えるのです。
恐れながら、加害者の方に何やら共感を覚えてしまうという点が現代の闇の深さを物語っているのです。
るろうに剣心 最終章 The Beginning ― 2021年06月10日
最後の作品だが、シリーズの重要人物が登場しない。神谷薫、相楽左之助、高荷恵、その他。
これまでは明治期の話だったが、時代はさかのぼり、幕末である。映画のトーンも暗い。
剣心が抜刀斎であった時代、池田屋事件、禁門の変を経て鳥羽伏見の戦いあたりまでが背景のようだ。
日本は幕府と薩長の内戦状態、抜刀斎は倒幕側であり、新しい日本のため、人を斬る。逆刃刀ではなく、普通の刀ゆえ、血の雨が降る。
雪代巴が神谷薫をぶっとばすほどに魅力的に思えるのは何故だろう。私個人の感想ですが。
望んだわけではありませんが、私が「The Final」の時に期待していた終幕に近い形で、ラストシーンを迎えるのであった。
これまでは明治期の話だったが、時代はさかのぼり、幕末である。映画のトーンも暗い。
剣心が抜刀斎であった時代、池田屋事件、禁門の変を経て鳥羽伏見の戦いあたりまでが背景のようだ。
日本は幕府と薩長の内戦状態、抜刀斎は倒幕側であり、新しい日本のため、人を斬る。逆刃刀ではなく、普通の刀ゆえ、血の雨が降る。
雪代巴が神谷薫をぶっとばすほどに魅力的に思えるのは何故だろう。私個人の感想ですが。
望んだわけではありませんが、私が「The Final」の時に期待していた終幕に近い形で、ラストシーンを迎えるのであった。
日記 ― 2021年06月11日
上本町で早朝から仕事。先日、道頓堀で集まったメンツ三人を含む四名、正午過ぎ、駅近の地下街で昼飯を食う。今時、昭和の佇まいが漂う雑然とした雰囲気の中、ホワイトボードにマジックで書かれた定食650円(税込)のお品書きに惹かれて入ったのは「お食事 酒処 ○」さん。
見やすいメニューなどはなく、店内にベタベタ貼り付けられたお品書きを見て、食べるものを選ぶというシステムである。魚料理が中心、完全におっさん向き。店内にはサラリーマンしかいない。私が注文したのはアジフライ定食。
前回、大声の男がいて周囲の顰蹙を買ったので(今回はやつはいないが)私らは飯を食いながらも、ボソボソと控えめのトーンで会話をした。周囲の人らと同じくらいの音量だったから、今日は大丈夫だった、と思う。
見やすいメニューなどはなく、店内にベタベタ貼り付けられたお品書きを見て、食べるものを選ぶというシステムである。魚料理が中心、完全におっさん向き。店内にはサラリーマンしかいない。私が注文したのはアジフライ定食。
前回、大声の男がいて周囲の顰蹙を買ったので(今回はやつはいないが)私らは飯を食いながらも、ボソボソと控えめのトーンで会話をした。周囲の人らと同じくらいの音量だったから、今日は大丈夫だった、と思う。
釣り ― 2021年06月14日
グリーンランド 地球最後の2日間 ― 2021年06月18日
隕石が地球に降ってくるというと「ディープ.インパクト」や「アルマゲドン」、もっとさかのぼれば「メテオ」などが思い出されます。
この作品は主人公(ジョン.ギャリティ)の家族がいかにして米国から脱出してグリーンランドまで逃れるか、という過程を描いています。シェルターに入ることができる人数は限られる故、ギャリティ家は政府から選ばれた家族なのです。彼は建築技師です。何某か人の役に立つであろう能力のある人物でなければ地球滅亡の危機に選ばれないわけです。多くの隕石が降り始め危機を察した人々の混乱の中、一家は空港に向かいます。ここで飛行機に乗ることが出来るはずだったのですがトラブルが発生し、父親と母子が離れ離れのまま取り残されてしまうのです。
生き残るためには48時間以内にグリーンランドにあるシェルターまで行かなければならない。
予想に反して人間ドラマに多くの時間が割り当てられた作品ですので、隕石落下のスペクタクルシーンを目当てに鑑賞すると期待外れになる可能性がありますね。
この作品は主人公(ジョン.ギャリティ)の家族がいかにして米国から脱出してグリーンランドまで逃れるか、という過程を描いています。シェルターに入ることができる人数は限られる故、ギャリティ家は政府から選ばれた家族なのです。彼は建築技師です。何某か人の役に立つであろう能力のある人物でなければ地球滅亡の危機に選ばれないわけです。多くの隕石が降り始め危機を察した人々の混乱の中、一家は空港に向かいます。ここで飛行機に乗ることが出来るはずだったのですがトラブルが発生し、父親と母子が離れ離れのまま取り残されてしまうのです。
生き残るためには48時間以内にグリーンランドにあるシェルターまで行かなければならない。
予想に反して人間ドラマに多くの時間が割り当てられた作品ですので、隕石落下のスペクタクルシーンを目当てに鑑賞すると期待外れになる可能性がありますね。
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