うろやつひいず

冬の華
初見。高倉健の古い映画。公開されたのは野性の証明と同じ年だった。当時、浜村淳の深夜ラジオで劇中における老境に入ったヤクザの親分の台詞が紹介されていた。
シャガールってのはいいぜ、、、
先日、日本映画専門チャンネルで放送され見る機会が訪れた。見たかった否、聞きたかったのが、先の言葉である。私は満足した。

網走番外地
雪に閉ざされた北の大地にある刑務所を舞台にした囚人たちの話。題名だけは知っていて、ヤクザ映画だと勝手に思い込んでいた。前半部は刑務所内の群像劇なのだが後半になって大脱走みたいな展開になってくる。健さんが若く、後のイメージとは全く違った印象であります。
これは名作だと思いました。
白黒映画の上、男ばかりで美人はまったく出てこないが映画会社の予想を裏切って大ヒットしたらしい。しかも高倉健の代表作になった。