緊急取調室 THE FINAL2026年02月26日

超大型台風が続けて日本列島を襲い、未曾有の危機が迫る中、迅速を優先して各自治体が行うべき措置を国家レベルの権限で抑え、中央集権のトップダウンで対抗する総理大臣。民主主義の世の中ではリスクを伴う行動であり、政権の支持率を低下させる恐れがある、と。それでも災害対策で手腕を発揮する首相は、有能な人物である可能性が高そうだ。
テレビドラマの方は一回も見たことがないので、全く知らない。劇場版の題名にはTHE FINALとあるから、文字通りこれが最後の作品で、敵となるのは総理大臣。日本のトップである。

総理大臣の人物像を嫌な人間にはしていない。歴史に名を残すであろう首相とまで言っている。しかもそう言っているのは緊急取調室の人間である。それでも、あらゆる手段を尽くして徹底的に追い込んでゆく過程がこの映画の見どころとなっています。

難しい政治の話はありません。出てくるのは災害対策のみです。台風から日本を守ろうとする総理大臣と、その真っ最中に事情聴取を仕掛ける捜査陣。災害の修羅場で奮闘している最高責任者を横から関係ない話で水を差す特殊犯捜査係警部補真壁有希子、です。この作品のキモでありミソなのは、償っていない過去へのケジメ、なのでしょうか。

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