2024年04月10日

今年二度目の名古屋である。地下鉄東山線名古屋駅、地下街の大須で立ち食いのきしめんを食べた。
トッピングはなしの、かけ、でした。うまい。名古屋にはしょっちゅう来ているが、名古屋飯といえば、これくらいしか食べたことがない。いつも日帰りだからな。泊まりでくることがあれば、店を探して、何かを味わってみたいと思う。帰りの特急に乗るとき、駅弁が残っていれば買って帰ろうと思っていましたが、売り切れであった。夜の時間帯は仕方がない。
ピーナツと缶ビールを買って、電車に乗った。

吉野2024年04月02日

桜の花、私の住んでいる周辺では(大阪)まだ開花直後といった雰囲気だ。自動車道路から国道169号に出て、飛鳥村のあたりまでくると桜並木が見えてきた。奈良の方が開花が早そうだった。
飛鳥駅の横に大きな平屋建ての施設が完成しつつある。去年から工事をしているのには気がついていたが、何だろう。道の駅かな。瓦屋根のセブンイレブン明日香御園店に立ち寄っておにぎりとパンと烏龍茶を買った。
今年最初の釣行でやってきました。ボート屋の受付前に車を横付けしたら、おっさん(俺もおっさんだが)に「あけおめ」と言われた。本来、もっと早い時期にくるはずだったので、ある。四月だけど、あけおめ。

布施2024年03月10日

東大阪。灰色というか、街に何となくすすぼけたような印象があるのは比較的古い建物が多いからなのか。大きなアーケードがあり、昔ながらの商店が軒を連ね、しかも人通りが少ない。いまだに成り立っているのは、店主が自分の家で商売を続けていて、家賃がかからないから、なのか。人が代替りすると歯が抜けるみたいにシャッターが下りていき、やがて更地と化す。そうなりつつあるような、ないような。自分の勝手な憶測なので、実際はわからない。昭和の雰囲気を残していて好ましいので、あまり変わってほしくはない(郷愁)
私は吉野家が大好きです。駅の高架下にある店に行ってきました。牛丼の並を注文して、生姜をたっぷりとかけて食べるのがいい。しかし今日は、前回もらった紙のクーポン券を使うことにする。捨てずにちゃんと持っているのだ。鉄板牛焼肉定食か鉄板牛カルビ定食か牛焼肉丼か牛さば定食が、50円引きになる。迷った末、牛焼肉丼を注文した。イレギュラーだと思うが、すこし焦げの入った焼肉丼が出てきて、私は密かに嬉しかった。香ばしくて美味いのだ。クーポン券はまだ残っているので(残ってなくても)近いうちにまた来よう。

麺豚2024年03月07日

正午前、正確には十一時半、近所の中華料理屋に行く。私が学生時代から知っている店である。大将が年をとってきたせいか、最近は夜の営業をやめてしまい、開いているのが昼間の三時間だけになってしまった。混んでいるし、早めに閉めてしまうこともあるので、油断すると出かけて行っても食べられないことがある。いつでも食べられた時代が懐かしい。
コンロの上で中華鍋を揺すってデッカいお玉で具材をかき回す、鉄と鉄がぶつかり合う音が空きっ腹に響いて、待つ方は食欲が増幅されてしまう。あの重そうな鍋を火の前で一日中使い続けるのにはかなりの体力を消耗するのだろうと想像します。
注文したのは餃子とカツ丼だった。調理は大将がひとりでやっておられるので、提供までにやや時間がかかる。最初に餃子が出てきて、少し間をおいてカツ丼が来た。餃子は焼き餃子で一人前6個である。餃子のタレを小皿に垂らして箸でつけて食べた。パックのカラシもあったので、これも使った。辛味がくわわっていいが、私はラー油の方が好みであります。カツ丼は、白い飯の上に大ぶりのカツが乗っかっていて、卵、ネギ、玉ねぎの餡掛けで仕上げてあります。箸でなくレンゲで食べるようになっており、見た目は中華丼風です。これに中華スープがつきます。量が多いのでゆっくりと食べました。うまかった。
そう、この店の盛り付けはかなり量が多い。夫婦でこられたお客さん、奥さんがオムライスを食べきれなくて、旦那さんに助けを求めていらっしゃいました。知らないで来店すると、びっくりすることもあるようです。学生街の中華飯店ですからね。味もボリュームも大きい。私自身も年をとってきたもんだから、帰ってから胃袋に血が集まったせいで眠くなり、炬燵の中で夕方までウトウトしておりました。晩飯の時間になっても腹がへらないし。

九段2024年02月07日

早稲田通りの坂道を上り切って下り道になった。まもなく見えてきたのが大鳥居。そう、ここは靖國神社。職場が近かった時には何度もきていたのだが、今日は十数年ぶりである。巨大な鳥居の向こうに大村益次郎の銅像が見える。始まりは明治天皇の思し召しだったということですが、皇居のとなり、日本の中枢にこれほど大きな神社がある。この付近では頻繁に警察官の姿を見かける。

石積みの参道を前に進んだ。さくらまつり、みたままつりの時などは左右に露店が建ち並び、夜になると煌々と明かりが灯ってじつに華やかな雰囲気になる。花見の時期にはここから靖国通りの陸橋を渡って千鳥ヶ淵の遊歩道まで桜を眺めに行った。また境内まで戻ってきて露店でたこ焼きを買って食べるのだ。

今日は平日なので、店はなく、辺りは静かだ。大村益次郎の銅像は腰に刀をさした侍の姿をしていて、円形の広場の真ん中にある巨大な円柱の頂上にそびえたっている。

外苑と内苑の間を通る道路を横切り、第二鳥居をくぐって手水舎で手と口を清めてから神門をくぐった。門の扉には大きな菊花の紋章があり、脇には制服の警備員が立っている。ひっきりなしに人が入り、また出ていく。中門鳥居をくぐって、帽子をとり、拝殿の前に来た。中の白い幕にも菊花の紋章が。石段を上がって賽銭箱にお金を入れて、少し後ろに下がり、二拝二拍手一拝でお参りをして、下がった。

鳥居と神門の間に桜が植えられている場所がある。今は二月なので黒っぽい幹と枝があるだけで、桜の木は裸である。参集殿の向こう側に遊就館がある。これから行きます。

創建は明治の初め。時が流れて、昭和二十年頃の日本の人口は7200万人、恐れ乍ら、多くの日本のひとびとが、今でも静かにこの場所を守っていると想像します。


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