うろやつひいず

夏、国内某所（北の果て）の独身寮でテレビ番組を見た記憶がある（私は転勤族です）調べてみたら昭和62年（1987年）のことだった。37年前である。なんとバブル時代にまでさかのぼるのだ。
個人的にあまりピンとこない作品で、実は劇場版を見るのは初めてでありました。
主要な登場人物はどっぷりと昭和を過ごした人間たち。当然ながら舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、その他、年をとって、もうシワだらけである。
土屋太鳳は走る姿がサマになり、カッコいいと思いました。昭和には生まれていなかっただろうキャストも登場し、登場人物たちの加齢臭がうすめられています。コミカルな内容ですが渇いた表現も見受けられて、番組開始当初はハードボイルドだったことを思い出させるのでありました。
　ラスト、テレビシリーズのエンデイング映像が再現される。そうそう、コレを寮の食事室で見たんだよなーと、何やら感慨深かった。