座頭市と用心棒2025年04月30日

四月、映画館には行かなかった。休みはほとんど家にいる。最近は時代劇専門チャンネルで、中村吉右衛門の鬼平犯科帳(テレビシリーズ)を見ていることが多くなった。これが面白いのである。
時代劇を好きになったきっかけは一昨年の映画、仕掛人.藤枝梅安だった。同じ池波正太郎原作で、松本幸四郎主演の鬼平劇場版を鑑賞し、その流れで専門チャンネルに行き着いたのでありました。
四月最後の本日、番組は昭和四十五年の映画
座頭市と用心棒
大映の座頭市シリーズの二十作目。勝新太郎と三船敏郎がW主演で共演したという豪華絢爛なチャンバラ時代劇である。ラストは絶対に負けない剣豪同士が対決するという展開になる。
血の収穫みたいな舞台設定は用心棒と同じで、今回、悪人が対立する地方の町にふらりと立ち寄るのが座頭市なのだ。先に来て、悪人宿で酒飲んで寝ているのが本家用心棒の三船敏郎である。

昼、麺豚に歩いて行き、カウンター席に座って焼肉定食と餃子一人前を注文し、店のテレビで昼のニュースを見ながら食べた。豚の焼き肉に炒めたもやし、刻んだキャベツにパセリ。小皿にキムチ、中華スープ、白い飯。そして餃子。もう一つの小皿にはラー油を落としたタレ。飲み物は水。

ネスカフェエクセラ2025年03月17日

わしゃコーヒーが好きで、家ではいつも飲んでおる。飲んでおるのはネスカフェエクセラのインスタントである。やかんで湯を沸かし、コーヒーカップにネスカフェを入れ、砂糖を入れ、クリープを入れて、湯を注ぐ、スプーンでかき混ぜる、それがわしのコーヒーを淹れる段取りである。安い早いうまい。
部屋でコーヒーを飲みながらヤマザキの菓子パンを食う時間はいいものだ。
今日、スーパーマーケットでの買い出しのおり、売り場のコーヒーを眺めていたら、ネスカフェのパッケージが小さくなっていて、しかも値上がりしているのに気がついた。それも大幅な値上がりだった。値段は変わらないが微妙に容量が減るというのは、よくステルス値上げと呼ばれ、消費者の非難のまとになりますが、今度のネスカフェは見た目にも明らかに瓶が小さくなり、さらに大幅な値上がりであった。十個入りで百円で売られていたみかんが七個入りになって百三十円になってしまったような感覚である。
ステルスではない、正々堂々とした、わかりやすく、公明正大な、値上げである。うーん気持ちがいい。
気持ちはいいが、財布にはダメージである。コーヒー、アメリカンにしようかしらん。でもそれだけでは追いつかないわね。いやだわ、いやだわ、バイトの時給、上げてほしいわ。

北浜2025年02月25日

北浜で人と会う。ここで飯を食うのは初めてのことである。駅近の炉端焼きの店を指定されたのであった。四十年くらい前、三越のそばに映画館があってそこでベルトルッチの伊映画を見た記憶があるが、あれが確かこの近くだった。今では跡形もない。地下鉄から地上に出ると大阪取引所があり、五代友厚の銅像がそびえ立っている。
全く知らない場所と言っていいので、仕方なく携帯電話のGPSを使って店を探した。画面の表示と実際の景色が違い困惑しながら道をうろうろしてしまったが、地下街に降りたらいいのだと気がついて、どうにか目的の店を発見したのであった。待ち合わせの時間、午後六時十五分になりAとBが現れた。ともに学生時代の同級生でる。私はバイト、Aは正社員、Bはフリーランスの契約社員と、社会的な雇用形態には違いがあるのだった。食べ放題の前菜、藁焼きや炭火焼きの料理などを提供する居酒屋で、焼き魚やら焼き野菜、唐揚げや麻婆丼などを食いつつ、酒やソフトドリンクを飲み、旧友たちと話した。

納豆ご飯2025年02月22日

米1合、久しぶりに飯を炊く。炊き上がったところでヤカンを火にかけて湯を沸かす。お椀に小粒納豆45g3パックを入れる。もう一つのお椀にはしじみ入りインスタント生味噌を入れ、増えるワカメをふりかける。冷蔵庫からイカ刺し昆布40g3パック、刻みネギと2リットル烏龍茶ペットボトルを取り出してきてコップと一緒にちゃぶ台に置く。戸棚からどんぶり鉢を取り出ししゃもじで炊飯器の中の飯を全部盛る。
お椀の中の納豆に辛子とタレを垂らし、割り箸でかき混ぜる、混ぜる、混ぜる、混ぜる。充分に糸をひいたところで刻みネギを追加する。生味噌のお椀に熱湯を注ぎ、刻みネギを入れる。
どんぶり鉢に盛った飯にイカ刺し昆布をかける。その上に納豆をのせる。コップに冷えた烏龍茶を注ぎ、一口飲んで喉を潤す。晩飯の準備は出来た。
まず納豆とイカ刺しを箸で掬って食べてみる。うまい。続いてご飯を食う。納豆とイカ刺しとご飯を掬って食う。ああ、いい組み合わせだ。イカ刺し入り納豆ご飯を食う、ネギとワカメを浮かべた熱いしじみ汁を飲む。ご飯を食う。納豆とイカ刺しを食う。烏龍茶を飲む。ご飯を食う。しじみ汁を、、、
腹を満たすのは一瞬だが、そこに至るまでの過程は長い。

納豆ご飯、毎日のように食っていた時期がある。白米を食いすぎると肥満する。自分の体で理解した。

茹で卵2025年02月01日

雪平鍋に水をはり卵二個とエッグタイマーを入れた。エッグタイマーはダイソーで買ってきたもので卵の茹で具合を色で知らせてくれるという便利グッズである。普段、ゆで卵など作らないので時間のタイミングがわからないのだ。二年くらい前に味付けたまごメーカーとセットで購入したのだが、使うのは初めてです。
火にかけてから数分が経過して鍋の中が熱くなってくるとタイマー表面のピンク色が外側から白くなってくる。私は半熟が食べたいから目盛りの部分がMEDIUMになったところで湯からあげるのだ。
晩飯はハンバーグ弁当とゆで卵、先日の奈良漬そして冷えたウーロン茶。弁当をレンジで温めて封をときごはんに奈良漬けを盛って、さー食うぞ。まだ表面が熱い卵を水道水で冷やして殻をむき塩をふりふり、あっちっちー。もうすこし茹でたほうがよかったかもしれない。白身が固まりきっていないし黄身がタレてくる。
殻を剥き終わり手に持ったまま半熟なり損ないの熱いゆで卵を食べた。ハンバーグ弁当はメシの上に小さなハムエッグが乗っかっている。それをわきにやって奈良漬を盛る。白いご飯と漬物の相性の良さは抜群でそれだけでも箸が進むと言うもの。二個目の卵は弁当の後に。
この頃、寝る時間が早い時は居間まで行かず台所の机の上で飯を済ませるようになった。
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