紅の豚2012年04月17日

金曜ロードSHOW(録画)紅の豚
「くれないのぶた」だけど、自分の中では「べにのぶた」と読んでいる。
主人公の声が森山周一郎、非常に渋い。ジブリ作品の中ではめずらしく、大人の男が見ることを意識して制作されたという。

イタリアンカラーの赤い飛行艇がなんとも魅力的で「あんなのを操縦して空を飛んでみたい」と思わせる。エンジンの描写やら、主人公の豚が銃の弾丸を手入れする場面やら、きめの細かい味わいがあるのだ。実物の感触は本当にあんな感じなのだろうか。

公開が1992年夏なので、たぶん観賞したのは新宿の映画館だったと思う。
うへー、二十年ぶりに見たということだ。
当時、おそらく私は館内の暗闇の中で主人公に共感し、いつかあんな大人になりたいと思った事であろう。当然と言うべきか、現在、そのような大人になっているはずもなく、現実は厳しいのだ。

実現するかどうかわからないが、ロマンを追ってもいいじゃないか。
人それぞれだろうが。
アクセスカウンター