田舎2023年02月17日

最寄駅から御堂筋線で梅田へ。ヨドバシカメラ側の改札を通ってエスカレーターで地上に出た。大阪駅の御堂筋コンコースを歩いてイーストコートにある本屋で文庫本を買い、麺屋で鶏天そばを食べた。券売機で切符を買って御堂筋口から構内へ入った。向かって左から順番に環状線、神戸線、福知山線、京都線、北陸線、のホームへの上り口がある。エスカレーターで4番線のホームに上がって新快速電車に乗った。終点駅のホームで階段を下りて反対側のホームに上り、二十数分待って下りの各駅停車に乗る。この待ち時間の長さが都会と違うところなのだ。

駅前でタクシーをひろって家に帰った。別に何をするわけでもない。タロウの散歩に付き合うことと、本を読むくらいである。角川文庫の黒川博行著「螻蛄」。けら、と読むらしい。俗に言うオケラで、昆虫の一種だが、一文なしの意味もあるそうな。ここでは後者だろうと思われる。映画化された「破門」と同じ疫病神シリーズで、登場人物の大阪弁の台詞が達者。これは関西人にしか書けないだろう、読んでいても面白い。

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