吉野2023年07月20日

本日、近畿地方は梅雨明けでした。この空、この雲、この日差し、夏です。
水温も30度を記録しました。小さなサイズは数釣りできますが、大きいのがきません。
ここから先は、テクニックです。がんばります。
朝方、ボートで香束筋をさかのぼっていた時、吊り橋の上から「兄ちゃーん」と叫んでいる人がいた。私は自分が兄ちゃんだという自覚がまったくないので、気がつかなかったのだが、橋の上の御仁が呼んでいた兄ちゃんとは、私のことだったのだ。ヘラ釣りの方が油断している時に魚に喰われ、竿を持っていかれたのだった。岸際に沈んだ木の枝のそばをルアーで攻めているとき、数メートル先の木陰から突如、出現したおじさんから、「兄ちゃん、悪いけど、あれを取ってくれないか」と言われた。先程の吊り橋から走ってきたあの人だった。指差す方向を見てみると対岸の岸際を白い棒が流れている。すぐにわかったが、あれは釣竿である。状況を理解した私は、ボートで向って竿を回収し、おじさんに渡した。竿の先には魚がついていた。
おじさんは、礼のつもりだろう、サイダーとバヤリースの缶ジュースを投げてくれた。
おじさんと書いたが、多分、私と大きく年は変わらないと思う。帽子とサングラス、日焼け止めのマスクをつけていたからな。でも、声や仕草でわかったろう、同年配だよ、おじさん。釣りは楽しいよね。
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