うろやつひいず

春分を過ぎ、ずいぶん日が長くなったと感じる今日この頃、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。
私のいる町は、まだ幾分寒さが残っています。朝方や日が沈む時間帯には、暖房が恋しくなります。
今年の桜予報によりますと、既に満開の所もあるようですが、アパートの近くの川沿いにある桜の木はまだつぼみの状態で、遅い春を待っています。
会社から役所へ、ある申請書を届けるように指示があり、いつもならバスに乗って出かけるのですが、一時間に２本しか運行していない路線で、待ち時間が面倒なので、今日は自転車に乗って出かけることにしました。
慣れない町ですが、川沿いに道路を辿って、県民会館前の道を北側に折れ、しばらく行った辺りだという事は、これまでの経験でわかっていましたから、自分が余程の方向音痴でない限り、何とかたどり着けるだろうと思いました。
実際、何度か迷いましたが、無事に目的地を見つけ出し、帰ってくる事が出来ました。
往復で１時間半ほどの運動だったのですが、自転車が己の足同然だった子供の頃と違い、息が上がっている自分に気がつきました。身体能力の衰えを実感し、このままだと拙いように思います。
午後からは映画館に出かけ「プラチナデータ」という作品を鑑賞してきました。春休みのせいなのか、多くの子供達で、館内はわりと込んでいて、普段の平日ならば、ゆったりと出来るのですが、今日については、少し窮屈でした。映画のほうは人のDNAデータを犯罪の捜査に役立てるため、あらゆる手段を使って、個人の情報を収集し、追跡するシステムを構築する、短く端折ると、そんな内容でした。このシステムを開発した研究者本人が、ある殺人事件の犯人であるという証拠が出て、ベテラン警部補との、追いつ追われつの逃亡劇と、真犯人の究明が展開する訳です。
映画が終わった後は、スーパーで夜食の買い出しを済ませて、アパートにまっすぐに帰ってきました。
最近は残業がなくなって手当も減ってしまい、時間はあまるのですが、部屋でおとなしくしている事が多くなりました。酒でも飲みながら、テレビを見て、早く寝ようと思います。