シュリ2024年10月07日

20年以上前、最初に見た韓国映画。再びロードショーされると聞き、心斎橋まで行ってきました。
以下、大いなるネタバレ。観に行く予定の方は絶対に読まないでください。

クライマックス、韓国と北朝鮮のサッカー親善試合が行われるスタジアムの場面が圧巻。
貴賓席には韓国大統領と北朝鮮主席が並び、試合観戦をしている。暗殺を目論む工作部隊が仕掛けた爆弾が爆発するまでのカウントダウンが始まり、それを阻止せんとする主人公ジョンウォン率いる韓国部隊との戦闘になるのだ。中央電気室の中で両軍の銃弾が乱れ飛び、息つく暇もないような攻防が展開され、タイムリミットが迫る。一方、観客席の中では静かに貴賓席を見守る女の姿が。
スパイアクションであると同時に、恋愛映画にもなっていて、爆発の阻止を察した女スパイが銃を構えてターゲットを追い始めると、ほとんどの観客はああ、やはりそうなってしまうのかーと、悲恋を嘆きつつもスクリーンから目が離せない。
血を流しながら対峙するジョンウォンとミョンヒョンの姿はあまりにも切ない。

午前11時30分、アップルストア横のマクドナルドでフィレオフィッシュのセットを注文し、横山秀夫の文庫本を読みながら食べた。午後12時、外に出てシネマート心斎橋へ。ここは上映される番組が素晴らしく、ロビーにも魅力的な展示物が掲示され、本当にいい映画館であります。
今月で閉館らしい。実にもったいない。嘆いている映画好きは多いだろうと想像します。最近の私は街中の映画館まで来ることは少ないのですが、このような場所は大事にしなければいけないと思いました。

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