春に散る2023年09月11日

沢木耕太郎は深夜特急と人の砂漠は読んだ。どちらもいい本だった。
主人公が二人。2時間13分と、長い映画なのだが、人間関係が入り組んでいて間のエピソードをずいぶん端折った印象だった。
一番の見どころは試合の場面です。初老のトレーナーと現役の若いボクサーが二人三脚で取り組んできた試合が二つ。挑戦と集大成。どちらも迫力がありました。
橋本環奈が老トレーナーの姪であり、若いボクサーの恋人でもあるという、ややこしい役柄で、なおかつそれなりに出演場面があるのです。彼女がいなければもっと端的な映画になり、ボクシングの迫力が増したような気もします。ただ、彼女は顔芸の優れたコメディエンヌだと思っていましたが、それだけではありませんでした。そこは発見でした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://zuihituyarou.asablo.jp/blog/2023/09/11/9620350/tb

アクセスカウンター