ゴールデンカムイ2024年02月06日

明治、蝦夷地、アイヌ、思い出したのが渡辺謙の許されざる者、だった。終始、シリアスな許されざる者に比べると原作が漫画(読んだことないが)のせいなのか、軽くギャグが入っています。作風の違いは見る人の好みで感想が変わってくるものです。
日露戦争、二百三高地の攻防で映画は始まる。画面が転換して、北海道に渡り河原で砂金を掬っている杉元の姿があります。なぜ金が必要なのかは後に明らかになります。偶然の出来事がきっかけになって、杉元は莫大な金塊の存在を知ることになり、云々という展開です。
網走刑務所を脱獄した二十四人の囚人の身体に彫られた刺青に金塊のありかが記されているという。明治時代の北海道を舞台に、杉元、大日本帝国陸軍、新撰組の生き残り、などが三つ巴になって隠し場所を追いかける。もともと金塊はアイヌ民族から強奪されたものであり、途中で登場するアシリパという名のアイヌの少女が杉元と行動を共にするようになる。地獄のような戦場を生き抜いてきた豪傑であるはずの杉元だが、なぜだか少女のアシリパだけは「さん」付で呼ぶ。それがおかしかった。自分の命を助けてくれた恩人だから感謝と敬意をこめてそうしているのだろうか、と想像しました。杉元はいい人間ですな。

これはキングダムみたいに続々と続編が制作されるのだろうか。そんな予感がしました。

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