心斎橋2022年10月02日

地下鉄の改札前にゴジラがいる。いわゆる「逆ゴジ」である。昭和三十年に公開された第二作「ゴジラの逆襲」に登場した二体目のゴジラであり、アンギラスとの戦いで大阪城を破壊したヤツである。
第一作に続く最も初期の個体なので、のちの作品に比べてかなり怖い造形になっております。
今日の昼飯は一丁目のドトールで、ブレンドコーヒーのMサイズとジャーマンドッグだった。
パンとソーセージとマスタードのシンプルな味わいと、暖かなコーヒー。あー、うまい。マクドナルドのセットメニューもうまいが、私の好みでいうとドトールに軍配が上がるのだ。これで499円。
食事後のシメはコップに注いだ水である。
日曜にもかかわらず、店内はお仕事や勉強中の方々が多くいらっしゃって、テーブルにコーヒーカップやグラスを置き、その側でパソコンや携帯電話や本を開いて、黙々と自分の世界に没頭しておられます。
私自身は仕事の休憩時間だったので、スマホで横野すみれの画像を眺めながらのんびりと過ごさせていただきました。

吉野 釣り2022年10月05日

約十日ぶりの吉野。前回はツクツクボウシが鳴いていてまだ夏の名残があったのだが、一気に季節が進んだ感じがあった。朝方は雨だった。暑い時期ならば雨でも突撃するのだが、何だか肌寒いので、到着した車の中で雨音を聞きながらダラダラと待っていた。午前八時半、車を降りて準備開始、小雨の中でボートへの道具の設置を終えて、釣り開始。
午前十時過ぎ、Dゾーンに魚がヒット。十年前、琵琶湖で初の50オーバーが釣れたのが、このルアーだったのだ。
秋の虫の声が聞こえる。

吉野 釣り2022年10月13日

約一週間ぶりの釣り。ここ数日天気が悪くて雨が降ったせいで水温が24度から20度まで一気に4度も下がった。水に濁りが入っている、水面にはうっすらとアオコのようなものが見える。いわゆるターンオーバーというやつなのかもしれない。案の定、魚はほとんど見えず、釣果は上がらなかった。

8 1/22022年10月14日

高校生の時、ボブ.フォッシーの「オール.ザット.ジャズ」を見て、なんという凄い映画だ、こんな発想をした作者は天才だ、と感動していたら、雑誌の論評で(たしか淀川長治さんだった)こりゃ完全にフェリーニの「8 1/2」だね、と書かれているのを読んで、何やら高揚した気持ちが削がれてしまったのを覚えている。
あれから四十年以上が経過して、映画界の大御所からネタ元だと言われた本作を鑑賞する機会が訪れたのだった。本日、映画館に行ってきました。
現実と夢が交差するという展開は予想していましたが、そもそも夢と現実の境界線が曖昧で、よくわからない。スランプの映画監督が温泉に湯治に来ているという事実は理解できるのですが、多くの登場人物が乗り込んできて、とても療養しているようには思えない。地方のリゾートホテルで大勢の金持ちが享楽的な宴を繰り広げているかのような印象である。それともこれは夢か妄想なのだろうか。そんな調子で抽象的な映像が延々と2時間20分続くわけです。「オール.ザット.ジャズ」は、まだわかりやすかった。
評価の高い作品ですが、楽しめるかどうかは別の話ですな。
あと脳みそが疲れているときには鑑賞するべきではありません。

吉野 釣り2022年10月24日

秋が暮れ、日が短くなり、釣りが終わる頃には日の入りの時刻を迎えるまでになった。気温も落ち、水温もついに20度を切った。上着を着ていても肌寒く、しみじみと晩秋の訪れを感じさせるのだった。
釣具を積み込むために車をボート屋の受付に移動させようと思って駐車場に行った。地面には落ち葉が降って周辺を赤く染めている。山を降り、運転しながら外の景色を眺める帰り道、明日香村、橿原神宮前を通って南阪奈自動車道路に入る頃には辺りは真っ暗である。目の前にある黒い山の稜線の向こうがほんの微かに青い。
昨年は寒くなるとともに腰痛が出て、体調が悪化した。手術の後遺症で身体が固いのは相変わらずだが、今年はどうなるだろうか。
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