長いお休み 6日目2023年10月14日

6日目
朝、Aスタジオの利根さんからショートメール(午前6時57分送信)本日、真田さん休みの件
午前 黒澤明監督作品「乱」(昭和60年)録画 ビデオ鑑賞
初めて劇場で見た黒澤作品は「影武者」だった。今にして思えば中学高校生だった私がこの映画を理解するには、まだ早すぎたのだろう。テレビ放送されていたモノクロ時代の作品の方がシンプルに分かりやすかったような気がする。
公開当時「乱」はかなりの話題作でしたが、劇場には行きませんでした。同級生が見て、博学な彼が言うことには「リア王だ」との事でした。受け売りではなく、友人が自分の読書体験を元に彼自身の言葉で語っているであろうことは、聞いていてよく分かりました。シェイクスピアなんてポプラ社の児童文学全集で「ベニスの商人」しか読んだことのなかった私は、少なからず劣等感を抱いたことを憶えています。とはいえ、大人になった今でも新潮文庫の「ハムレット」しか読んだことがないのですがね。
「乱」は絵画のように映像が美しく、人の愛憎劇や虚しい諍いを天空が見下ろしているかのような、高尚な視点を感じさせる、そんな映画です。風景全体を捉えるような位置から撮影されている場面が多く、ものすごく奥行きがあるのだがその代わりに役者の顔のアップがほとんど印象に残りません。一文字太郎が後ろから撃たれた時、私は誰が死んだのか咄嗟にはわからず、困惑してしまいました。重要な役にもかかわらず、宮崎美子さんなんて、最後まで顔が映らなかったような気がします。そのくらいカメラの位置が遠いのです。私がこの作品に入り込めなかった理由はそんなところにあるのかもしれません。
14:00 家を出る
15:00 吉本会館横 わなか本店でたこ焼きを買う600円(8個入り)トッピング塩 
わなか は新大阪駅の駅ビルの中にも支店があります。仕事で新大阪に行った時、行列のできる店があり、なんの店なのだろうと覗いてみたらたこ焼き屋だったのです。食品街には多くの店舗が入居していますが、行列ができているのはそこだけでした。看板を見て本店が難波にあることを知り、いつか行ってみようと思ったわけです。本店には二階に座席があり、店頭で購入したたこ焼きを持ち込むことができます。給水機も設置してあって紙コップに水を注いだあと、椅子に座ってたこ焼きを食べるのです。
15:10 ドトール コーヒーを飲む
16:00 ドトールを出る
16:20 Aスタジオ到着 成田
16:30 Pモード フラッシュ付き いちばん綺麗
18:10 ダイエーで晩飯を買う
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