(テレビにて)いぬ ― 2020年05月27日
タイトルだけでは何の映画なのかさっぱりわからない。番組解説でわかったのは1963年のフランス映画でジャン-ポール.ベルモンド主演の犯罪もの(フレンチ.ノワール)だということのみ。
コロナウイルスでの外出自粛の風潮がなければ見ていなかったもしれない。
始まってみるとモノクロ作品で、トレンチコートにソフト帽といういでたちの男が歩いている暗い映像が延々と続く。本当に昔のギャング映画のイメージそのまんまである。
原題は仏語で「帽子」を意味するスラングだそうだが、警察や裏社会では「密告者」の隠語で使われるらしい。日本では警察の「犬」という意味で翻訳されたのだろう。
初見のはずなのだが、驚いたのはラストシーンを見たことがあるということ。子供の頃に「映画の名場面特集」のような番組があり、強く印象付けられて記憶に残っていたのだ。あの時の俳優はベルモンドだったわけだ。四十年が経過してその作品名と役者の名前が判明したのだった。
頭の中に埋もれていた古い思い出が掘り起こされ太陽の光が当たったような体験だった。
コロナウイルスでの外出自粛の風潮がなければ見ていなかったもしれない。
始まってみるとモノクロ作品で、トレンチコートにソフト帽といういでたちの男が歩いている暗い映像が延々と続く。本当に昔のギャング映画のイメージそのまんまである。
原題は仏語で「帽子」を意味するスラングだそうだが、警察や裏社会では「密告者」の隠語で使われるらしい。日本では警察の「犬」という意味で翻訳されたのだろう。
初見のはずなのだが、驚いたのはラストシーンを見たことがあるということ。子供の頃に「映画の名場面特集」のような番組があり、強く印象付けられて記憶に残っていたのだ。あの時の俳優はベルモンドだったわけだ。四十年が経過してその作品名と役者の名前が判明したのだった。
頭の中に埋もれていた古い思い出が掘り起こされ太陽の光が当たったような体験だった。
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