記者たち 衝撃と畏怖の真実 ― 2019年05月02日
日本語のタイトルがわかりにくくて損をしていると思いますが、原題が「Shock and Awe」で、訳すると「衝撃と畏怖」。イラク戦争の作戦名である。
「イラク戦争の真実」と読めば、作品の内容をよく表していると思います。私は映画を見終わるまで気がつきませんでした。
真実とは、戦争の大義である大量破壊兵器がなかったことで、これは戦闘終結後に世界中に明らかになった。
この映画は9.11の同時多発テロ直後の米国で政権がアフガニスタンの延長上にイラクを捉え、戦争の口実を作るために情報操作をする過程を描いている。テロ攻撃に国民の愛国心が高まる風潮があり、ブッシュ大統領と側近が「開戦ありき」で突っ走る中、冷静に情報を分析した結果で政府の意図に疑問を抱き、戦争を否定する記事を書く。そんな記者たちの話なのだ。ここで、大新聞は政治の手先である。
テロリストに制裁を求め、誰かを攻撃しないとおさまらない人たちが言う。「ワシントン.ポストやニューヨークタイムズが間違いで弱小新聞が正しい?」
真実の映画化で、ニュースやドキュメンタリー映画を見ているようでもあり、観客は中高年の男女が多かった。
今、チェイニー副大統領が主役の「バイス」と言う作品も公開中ですが、合わせて鑑賞すると面白いかもしれません。ブッシュ大統領、チェイニー副大統領、ラムズフェルド国防長官、パウエル国務長官と、登場人物がダブっています。
「イラク戦争の真実」と読めば、作品の内容をよく表していると思います。私は映画を見終わるまで気がつきませんでした。
真実とは、戦争の大義である大量破壊兵器がなかったことで、これは戦闘終結後に世界中に明らかになった。
この映画は9.11の同時多発テロ直後の米国で政権がアフガニスタンの延長上にイラクを捉え、戦争の口実を作るために情報操作をする過程を描いている。テロ攻撃に国民の愛国心が高まる風潮があり、ブッシュ大統領と側近が「開戦ありき」で突っ走る中、冷静に情報を分析した結果で政府の意図に疑問を抱き、戦争を否定する記事を書く。そんな記者たちの話なのだ。ここで、大新聞は政治の手先である。
テロリストに制裁を求め、誰かを攻撃しないとおさまらない人たちが言う。「ワシントン.ポストやニューヨークタイムズが間違いで弱小新聞が正しい?」
真実の映画化で、ニュースやドキュメンタリー映画を見ているようでもあり、観客は中高年の男女が多かった。
今、チェイニー副大統領が主役の「バイス」と言う作品も公開中ですが、合わせて鑑賞すると面白いかもしれません。ブッシュ大統領、チェイニー副大統領、ラムズフェルド国防長官、パウエル国務長官と、登場人物がダブっています。
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