凪待ち2019年07月08日

家族の話である。川崎に住んでいたシングルマザーが不登校の娘と石巻にある実家に帰ってくる。実家には漁師の祖父が一人で住んでいる。この祖父は末期ガンを患っていて、もう長くは生きられない。
一緒についてくるのが内縁関係にある賭博狂いの男で、演じているのが香取慎吾である。男にはギャンブルから足を洗って職につき、正式に結婚したいという願望があるのだが、自分がロクデナシだという自覚があるので、プロポーズができないでいるのだ。案の定、また賭博に手を出してしまう。本物のギャンブラーなのだ。
ある日、運転する車の中で娘のことで口論になり、男は母親を車からおろし置き去りにしてしまう。そして直後、母親は何者かに殺害されてしまうのだ。
残されたのは、未成年の娘と死期が迫った老人、そして法律上では赤の他人に過ぎない元内縁の男。バラバラである。どのように未来を望むのか、画面から目が離せなくなくなる。

MLBホームランダービー20192019年07月09日

10:10 大神宮下
16:00 西船
17:00 まる福でもつ煮込み、ビール、マグロ納豆
20:00 幕張でホテルにチェックイン 大浴場に入浴し、部屋で報道ステーションとNEWS23を見て、寝る。
09:30 NHK BS1で大リーグのホームラン競争を生中継していた。ブルージェイズのゲレーロJRがなかなか衝撃的でポンポンとホームランを量産し、第一ラウンドで他の選手とは明らかに違う長打力で29本のホームラン。
ハイライトは準決勝でのドジャース、ピーダーソンとの闘い。ゲレーロは第一ラウンドに続いて29本を打ち、誰もが勝負は決したと思ったのだが、続くピーダーソンがなんと同数の29本を放つ。勝負は60秒の延長戦に突入し、ここでも両者同数の8本で並ぶ。再びの延長戦である。あまりにも面白い展開なのであったが、ここで午前11時で、ホテルのチェックアウトの時間である。遅くなってフロントで面倒なことになりたくないので、残念ながら、テレビを消して部屋を出た。
勝負の結果は携帯のニュースでチェツクした。あのまま生放送で見たかった。

さらば愛しきアウトロー2019年07月17日

原題はTHE OLD MAN AND THE GUN 直訳すれば「老人と銃」。ヘミングウェイの小説みたいな題名ですな。
ロバート.レッドフォードとアウトローと言えば私なんぞは「明日に向かって撃て」とか「ホットロック」を思い出してしまいます。かつての二枚目俳優も今ではシワだらけの老人である。
拳銃を持った銀行強盗なんだけど、撃たない。優しくて紳士的で魅力的なので人から恨まれない。反対に好かれる人物なのだ。故にサンダンス.キッドみたいな悲劇的な最後はとげないのである。
かつて家族はいたらしい。もちろん彼は誰も幸せにしない。その生き様は見ていて羨ましいが、さよならだけが人生だ。

新聞記者2019年07月20日

この映画がちょっと特殊だと思ったのは、過去ではなく、現在進行形の政権を告発するような内容だった点である。要するに安倍総理大臣を批判しているのだ。公開のタイミングもあえて参議院選挙にぶつけたような時期である。政治的な意図があるのだろうかと考えないではいられない。
映画自体は現実の出来事が下敷きになっており、しかも料理が完成しておらず、まだ調理中であるかのような生々しいネタが俎上にあげられているのある。解決済みの事柄が語られているのではない。
どこまでが現実でどこからがフィックション(推察)なのか、全然わからないので、そういう意味ではフェアではないように思います。全部が事実ならば恐るべき事なのです。故に、観客自身が勉強し、自分なりの考察をするべきなんでしょうね。
真実を報道するというジャーナリストの使命感は尊いものなのでしょうが、情報提供した告発者の抱える絶望感を考えると、受け止めなければならないリスクが不平等であります。故にこの映画の記者には同情しない。
私は古い人間であるせいか、紙の媒体としての新聞が好きである。新聞社によって言い分が全然違うところがあり、一部を信用すると、目が曇る。

天気の子2019年07月30日

雨が降ります。雨が降る。永遠に続くのではないかと思えるほどに延々と雨が降る東京の話です。
そんな東京で陽菜という名前の少女が空に向かってお願いをすると天気が晴れるという現象が起こるのです。
彼女と家出少年の帆高(話題の国会議員と同じ名前なので連想したくない顔が思い浮かんでしまってどうしようもなかった)が偶然に出会い、周りの人々を巻き込んで、天変地異の世界にまで発展していくのだ。
現代のアニメは作画が丁寧で、この作品では東京の街が写真のように詳細に描きこまれている。故に漫画の主人公たちがまるで実在するかのような錯覚を感じてしまう。「サザエさん」の背景がやたら写実的で本物の街並のようだったら、夢もへったくれもないように思いますが、「天気の子」は次元が違う。
今現在の本物の風景の中で登場人物たちが動くことに価値があるのだ。
重要な舞台になる代々木の廃ビルは、代々木会館を連想させるが、これは私が傷だらけの天使を好きなせいなのかもしれない。
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