「ジョーカー」「IT THE END それが見えたら終わり」 ― 2019年11月04日
ジョーカー
バットマンの悪役として認識していたジョーカーが単独の主役になった。オリジナルのストーリーで、原作はコミックですが、そんな雰囲気は微塵もなく、シリアスなサイコサスペンスのような映画になった。
時代設定は1980年代のように思える。貧富の落差が激しい格差社会はどちらかというと現代の方に近いのでしょうか。クライマックスでゴッサムシティが燃えているが、それは社会に不満を持つ民衆によるものであり、ジョーカーが直接手を下したものではないのだ。バートン版「バットマン」ノーラン版「ダークナイト」とこれ、3本の中で、一番救いようがなくて暗いと思いました。

IT THE END それが見えたら終わり
2時間49分、なんでこんなに長いのか。前編も合わせると5時間超になるのではないか。(読んでないけど)原作を映像化するには、ある程度の長さが必要になるのか。私は映画を一回見ただけなので、その深さを理解するのには学習が足りないと言えよう。
現在は大人になった主人公たちだが、画面が頻繁に少年少女時代に巻き戻される。ペニーワイズの悪行なのか本人たちの妄想なのかはっきりしないが、異形の魔物が唐突に登場し、襲いかかってくる。連発されるグロテスクな表現の中にこの作品の真髄があるのだろうと想像します。

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