キングダム2 遙かなる大地へ2022年08月30日

昨年、入院している時に私が読んでいる「水滸伝」の話になった際、担当の若い理学療法士のおねえさんは「キンダム」ならわかりますよ、と言った。水滸伝とキングダム、小説と漫画の違いはあるのだが、中国の古い歴史を描いた物語であるという点において、共通している。
キンダムは紀元前二百年頃の秦、水滸伝は西暦千百年頃の宋。日本の時代劇とは違って大陸が舞台となっているので、スケール感が違う。将軍といえば日本だと源頼朝や徳川家康のような時の権力者のイメージだが、中国だと大軍を束ねる司令官であるとともに大太刀を振り回す豪傑になる。原作が人気の漫画であることと主要キャストが今時の人々であるというところがいいのだろう、若い衆を中心として、観客がいっぱい入っていた。映画館に多くの人が集まるのは、いいことだ。吉沢亮の役はのちの始皇帝なのだろう。大河ドラマやハリーポッターのように長いシリーズになるかもしれない。
私はフリーザみたいな話し方をする大沢たかおが面白かった。
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