クライム101 ― 2026年02月17日

久しぶりに洋画を楽しんだ。(年寄り臭いが)古い映画にはこのような雰囲気をまとった作品がいっぱいあったような気がする。子供の頃、テレビの洋画劇場を見ていた記憶、郷愁を感じさせるのだ。劇中で賊と刑事がスティーブ .マックイーンの映画の話をする件がありますが、まさにあれ、あれですよ。あの時代の作品群のにおいがするのですよ。
スマホを盗聴(現代風に言えばハッキング)発信機をつけて追跡(位置情報アプリ)など、道具は変わってもやっていることは同じ。賊には賊の刑事には刑事の美学があって、そこから逸脱した行為には抵抗を覚えてしまう、だが身の回りの人間が同調してくれるとは限らない。そのもどかしさが伏線となり最後に至る。つっこみどころがあってどこか牧歌的なところもいい。犯さず殺さず貧しきものからは盗らずは鬼平犯科帳にあるお勤めの掟に共通する内容であり、万国共通のものなのだろう。
現代は社会風俗が複雑で暗く、犯罪劇においても深刻かつシリアスなものが好まれる世の中になったように思います。
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