銀魂2017年08月08日

原作は少年ジャンプの漫画だそうである。「ジャンプ」はかつては毎週のように読んでいた週刊誌なのだが、近年二十年くらいは読まなくなった。別に連載されている漫画が面白くなくなったわけではないだろう。私自身が年をとって、少年誌の内容に脳味噌がついていかなくなっただけの話である。
ゆえに「銀魂」は知らなかった。予告編から想像するに、ギャグ漫画の映画化なんだろうと理解して劇場に向かったのだった。映画は娯楽である。日常を忘れて夢の世界に連れて行ってくれたなら、それでいい。
昨年、広瀬すず主演の「ちはやふる」において映画のギャグのノリに乗っていけない感覚を覚えた経験があるのですが、この作品においても同じような思いをいたしました。
ものすごく面白い作品だと思うのですがギャグがスベっているわけではなく(観客にはウケていましたから)私は乗れない部分が多々ありました。歳をとったサーファーが高い波に乗れなくなって海に溺れたような感じでしょうかね。
しかし力作だと思います。

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