IT イット2017年11月06日

導入部は怖かった。雨の昼時、道端を流れる雨水に紙の船を浮かべて喜ぶ少年がいる。
船は下水の中に吸い込まれてしまうのだが、地上から溝の中を覗きんでいる子供の視線の先に、突然ピエロが現れる。ピエロは溝の中にいて、落ちてきた紙の船を持っている。男の子はそれを返して欲しくてたまらない。
凄惨な悲劇が待っている。
子供の集団失踪は27年周期で起こり、元をたどれば町の成り立ちにまで遡ることになるようだ。原作は読んでいないので、詳しくはわからないが、少年たちが悪霊と戦う本作は、話の半分でしかないようだ。
事件の全容と悪魔の正体は謎のままである。続編があるのだろうと思われる。

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