木更津2010年06月11日

千葉県房総半島。西側、東京湾に面した湾岸地域を内房、東側、太平洋に面した方は外房、半島の南端を南房と呼ぶ。

暇ができたら関東地方に遊びに出かけているのだが、今回は内房の港街、木更津に行ってきた。訪れたのは○●丸つり舟店、沖堤防への渡し舟である。

木更津港沖には四つの堤防があり、合わせた全長は約3000メートル、それぞれ、A.B.C.Dと名前がつけられている。

海釣りの人気スポットで、多くの釣り人たちが集まってくるのだ。釣り好きの友人に連れられて、千葉市内から車に乗って館山道経由で向かう。店は木更津港の真ん前にあり、船着き場までは徒歩2分。店で乗船手続きを済ませ、舟に乗り込んだ。

6月4日当日は晴れで風もなく暖かく実に気持ちのいい天候だった。舟もほとんど揺れなかった。中ノ島大橋をくぐって少しすると沖堤防が見えてきた。下船ポイントは何カ所かあるので、釣り客は船長に自分が行きたい場所をあらかじめ申請するのである。私たちはB堤防の中央で下船。舟は堤防に向かって垂直に接岸し、客たちは船首の踏み台から堤防に乗り移るのだ。全長1200、幅7メートルのB堤には早朝からの先客たちが何人かいた。思い思いの場所で自分の好きな釣りを楽しんでいる。

私たちがやろうとしているのはチヌの落とし込みとういう。今立っている堤防の見えない部分、海面下にはビッシリと貝がはり付いている。これを餌にしているのがチヌという魚である。強力な歯を持ち、殻ごと貝を噛み砕いて食べるという。

棒の先についたかぎ爪のような道具を使って餌の貝を削ぎ取って、オモリと針を仕掛け、防波堤の端ギリギリに立って上から壁面に沿うように釣り糸を垂らす。釣り人は釣竿を持ち、歩いて移動しながら、餌で魚を誘うのだ。

結局、私は釣りを断念して、救命具をマクラにして、堤防のど真ん中で昼寝する事になったのだが、理由は今は書かないでおこう。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://zuihituyarou.asablo.jp/blog/2010/06/11/5153453/tb

アクセスカウンター