ザ.パシフィック2016年08月12日

週末の休みを利用して「ザ.パシフィック(10話)」をビデオ鑑賞。
太平洋戦争を描いた米国制作のテレビドラマである。戦争が悲惨なのは世界のどこに居ようが変わりはないが、ドイツを相手にした欧州での戦いに比べ、太平洋に浮かぶ島々を転戦する日本との戦いは過酷な自然環境が兵士たちの苦しみに追い打ちをかけ、体力と気力が極限までに削り取られるという絶望的な状況になる。
名前も知らない太平洋の絶海の孤島で決して降伏しない相手と終わりの無い戦いが延々と続くのだ。食料不足、マラリア、雨季のジャングル、飲み水がない島、本国で暮らしていれば豊かな生活をおくることが出来る1940年代の米国人には、地獄のような戦争である。
ソロモン諸島から始まってニューギニア、パラオ、硫黄島、沖縄と、米軍は進行していくが、「なんで降伏しないんだ」という兵士のつぶやきが印象に残った。
日本側からの視点はいっさいありません。実際に従軍した兵士たちの体験談といった内容です。


8月最初の週末は記録的な暑さが続き、ずっと家の中でビデオを見ていました。コンビニに買い物で出かける時に外に出ましたが、日差しが肌に刺さるような感覚で、痛いようでした。

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