うろやつひいず

織田信長の生涯を描いた映画。東映の７０周年記念作品で、超大作に相応しい大スターの共演なのだ。主演は木村拓哉と綾瀬はるか。
テーマといい、主役といい、大河ドラマの時代劇みたいで、凝った演出などはない。会社が大金をかけて本気で製作した作品です。日本では娯楽の真ん中に映画があった時代は遠い過去であります。
それでも邦画のヒット作の上位がアニメかテレビドラマの劇場版ばかりというのは寂しいと思えますので、私はその心意気を支持する。映画自体は信長と濃姫のラブストーリーになっていた。美男美女のお姿を拝見しているだけでも目の保養になりますが、出演者のみなさんが気合を入れている空気が伝わってきましたので、体育会的なノリではありますが、私は受け止めたい。
綾瀬はるかさんは女性としては比較的に大柄で運動神経もいいのでしょう。自然な形で木村拓哉と組み合いをしても力負けしていないのがわかる。美貌と体格に恵まれているというのは、男女関係なく、スターの素質なのだと思いました。