「アナと雪の女王2」「決算!忠臣蔵」「ゾンビランド.ダブルタップ」2019年11月25日

アナと雪の女王2

私の通う映画館では、多くの海外のアニメ作品は吹替え版のみの公開である。今回、「アナとー2」では字幕版と吹替え版の同時公開だった。大ヒット作品であるが故の現象だろう。

自分の中の価値観に従えばアニメ作品くらいストレスのない日本語で楽しむべきなのだろうが、珍しいので、字幕版を鑑賞することにした。松たか子と神田沙也加の歌も魅力的なのですがね。

古典的とも思えるようなおとぎ話の世界ですが、王族の女性たちが主人公で王子様は登場しない、そこが現代的なのでしょうか。前作に続いて今回も音楽が良かったです。

私はクリストフの独唱が好きです(アナとエルサは参加していませんが)一昔前のミュージックビデオみたいな演出で、バックコーラスを務めるトナカイが傑作です。


決算!忠臣蔵

日本人が大好きな赤穂浪士の話です。浅野内匠頭の家来たちの忠臣ぶりよりも仇討ちに関わる金の収支にスポットが当たっている点が斬新である。本来は武士の矜恃を描いた人情劇のはずなのですが、赤穂藩の財政にまつわる喜劇になっています。観客である私たちも日々金に困らされております。そのへんの生臭さが共感を呼び、この作品を楽しめるものにしているのだと思います。


ゾンビランド.ダブルタップ

ゾンビの話だが、ホラーでもパニックでもない、コメディ映画なのだ。(前作)世界がゾンビウィルスに侵されてから十年が経ち、殺虫剤に耐性を持つようになった害虫のごとく、ゾンビも進化するのであった。撃っても撃っても倒れず、向かってくる彼らはT-800と呼ばれ、生き残った人類から恐れられている。

噛まれたら感染して死ぬ。この基本ルールは堅実に守られていて、清々しい。いろんな人がやられるが、主人公たちは決して死なず、サバイバル。

ビル. マーレイは好きな俳優ですが、私は米国人ほどには彼の面白さを理解していない。故に最後の方で登場するマーレイさんが、本国ではウケているのだろうなと想像はできますが、私自身はノレないのであった。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://zuihituyarou.asablo.jp/blog/2019/11/25/9185226/tb

アクセスカウンター