嘘八百 京町ロワイヤル2020年02月03日

前作が好評だったらしく、第二弾が公開されました。
二年前、コメディというよりは喜劇で、作中のギャグにもキレのようなものはないけれど、どちらかというと年配者好みの内容で、私自身も楽しんで見ることができましたと、そのような感想を書きました。今回も観客は中高年ばかりでしたが、劇場は比較的混んでいました。
中井貴一と佐々木蔵之介のコンビがインチキ美術商のイカサマ商売を暴露するために贋物茶碗を作って罠を仕掛けるのです。主人公双方の妻子たち、「土竜」の面々、学芸員、の人々が前作に続いて再登場します。イカサマ美術商が加藤雅也、騒動の元を持ち込む美人が広末涼子です。
製作陣にはシリーズ化したいという意向があるようです。主役の一人中井さんが京都に引っ越してきたのは今後の展開を見据えてのことなのかもしれません。骨董コンビが毎回古美術を食い物にする悪役と対峙し、華を添えるようにマドンナが絡んでくるみたいな。某国のスパイ映画のパロディみたいなポスターにもそのような気持ちがにじみ出ているような気がしました。
ラストは「つづく、、、かもしれない」と。
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