男はつらいよ(4Kデジタル修復版)2020年06月13日

昨年はシリーズ開始から五十周年だったとか。TOHOシネマズでデジタル修復版の再公開がされている。私自身は一月の「お帰り 寅さん」に続いてシリーズ二本目の鑑賞である。
1969年の第1作「男はつらいよ」、007で言うならば「ドクター.ノオ」である。
寅さんがまだ若く活きがよく比較的痩身で、ある意味暴力的でもある。妹の縁談をぶっ壊し、とらやのおいちゃんとはつかみ合いの喧嘩をするし、舎弟の登は張り飛ばす。劇中にヤクザ者と言う言葉があるが、本当にその通りである。私が抱いている寅さんの印象とは少しばかり違ったのだった。当時の渥美清さんは今の私よりも若く、昭和四十年代半ばの日本。現代からすればあり得ないような風俗も目立つ。妹のさくらは結婚前で都内の電子計算機の会社でキーパンチャーをしている。マドンナをつとめる御前様の娘さんも二十代の女優さんである。
寅さんは失恋をしてとらやを去って旅に出る。ここらへんは物語の雛形どおりなのかな。
令和元年の第50作を見た後に昭和四十四年の第1作。文字通り五十年の時間差は大きいのだった。矢切の渡しはまだあるそうですね。代金は三十円ではないでしょうが。
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